NTTグリーン＆フード株式会社は、陸上養殖プラントと魚介類生産のDX化による生産性向上の取り組みが評価され、一般社団法人電気通信協会（以下、電気通信協会）より「ICT事業奨励賞」を受賞しました。　 

　陸上養殖は、ラボレベルの小規模生産と大規模生産では、魚介類が円滑に成長する水質の維持管理の難易度が大きく異なります。シロアシエビの大規模生産を行うプラントにおいて、生産性向上に関する課題の解決手段ついて、NTTグループの保有する人工知能（AI)等を活用したICTの陸上養殖オペレーションへの適用を検討し、成長分析・予測技術による飼育条件の最適化や、階層型行動理解技術によるヒューマンエラーの防止、スキル継承と技能支援等の業務効率改善に貢献しました。

　NTTグリーン＆フードは、今後も食糧問題と気候変動に代表される環境問題の解決と、従事者の減少が課題となっている水産業の復興を目指し、陸上養殖プラントと魚介類生産のDX化による生産性の向上に取り組みます。 

左から髙谷和宏CTO、水谷圭介マネージャー、久住嘉和（当社代表取締役社長）